どっちも登録しておいた方がいいのかな?
当記事では仮想通貨投資歴4年の僕がCoincheckとbitFlyerを比較して紹介していきます。
- 取り扱っている仮想通貨の数
- 各種手数料
- 最低取引額
- レバレッジ取引の有無
- その他のサービス
などの各項目で比較し、わかりやすく解説します。
まだ仮想通貨取引所に登録してない人でもわかりやすいように紹介するので安心してくださいね。
目次
CoincheckとbitFlyerの比較表
Coincheck | bitFlyer | |
仮想通貨数 | 18 | 15 |
売買手数料 | 販売所:無料 取引所:無料 ※手数料相当額:0.1~5.0%が必要 | 販売所:無料 取引所:約定数量 × 0.01 ~ 0.15% |
入金手数料 | 銀行振込:無料(振込手数料は顧客負担) それ以外:3万円未満は770円、3万円以上は1,018円 | 無料~330円 各銀行の振込手数料は顧客負担 |
出金手数料 | 407円 | 220円~770円 |
最低取引額 | 0.005BTC以上 かつ 500円(相当額)以上 | 0.00000001BTC(販売所) |
レバレッジ倍率 | 取扱なし | 2倍 |
その他 | 販売所 取引所 Coincheck NFT(β版) Coincheckつみたて 貸仮想通貨 Coincheckでんき Coincheckガス | 販売所 取引所 bitFlyerかんたん積立 bitFlyer Lightning(プロ向け取引所) bitFlyer クレカ |
でもこれだと一概にどちらが良いかは決めがたいな!
ここからは2つの仮想通貨取引所を見ていきましょう!
Coincheckについて
Coincheckは、マネックスグループの子会社であるコインチェック株式会社が運営する仮想通貨取引所です。2012年に創業し、2014年から仮想通貨の取り扱いを始めました。
親会社となったマネックスグループのセキュリティなどを導入することによって顧客資産の保全などのセキュリティ能力を向上させました。
Coincheckの仮想通貨取扱数は18種類で、国内有数です。取引画面の見やすさやアプリの使いやすさについては定評があり、仮想通貨取引の初心者にとって使いやすい取引所だといえます。
販売所や取引所、つみたてサービス、貸仮想通貨といった仮想通貨取引のベースとなるサービスはもとより、でんきやガスの料金支払いに仮想通貨を利用できるサービスも展開しています。
bitFlyerについて
bitFlyerは2014年1月に設立された仮想通貨取扱業者です。ビットコインの取扱量は6年連続で国内ナンバー1(※1)と経験豊富な事業者です。bitFlyerは7年連続でハッキングゼロという実績をもち、万全のセキュリティ体制を誇ります。
「※1 Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)」
bitFlyerの取扱銘柄数は15です。Coincheckに比べると少ないですが、国内仮想通貨取引所のなかでは多い方です。ビットコインをはじめ、リップルやイーサリアム、ビットコインキャッシュといったメジャーな仮想通貨を1円から購入できるのがbitFlyerの魅力です。
bitFlyerの特色は、仮想通貨取引に関するサービスが充実していることです。たとえば、bitFlyerつみたては、少額から利用できるので、仮想通貨初心者の方でもリスクを抑えた取引が可能です。
さらに、bitFlyerクレカを利用すると、利用金額の0.5%〜1%に相当するビットコインが貯まります。
新規に購入せずとも、溜まったビットコインで取引に参加できるメリットは大きいと思います
CoincheckとbitFlyerの詳細比較
取り扱っている仮想通貨の違い
Coincheckの取扱通貨
Coincheckで扱っている仮想通貨は以下の通りです。
BTC (ビットコイン) | ETH (イーサリアム) | ETC (イーサリアムクラシック) |
LSK (リスク) | FCT (ファクトム) | XRP (リップル) |
XEM (ネム) | LTC (ライトコイン) | BCH (ビットコインキャッシュ) |
MONA (モナコイン) | XLM (ステラルーメン) | QTUM (クアンタム) |
BAT (ベーシックアテンショントークン) | IOST (アイオーエスティー) | ENJ (エンジンコイン) |
OMG (オーエムジー) | PLT (パレットトークン) |
ただし、ETCについては購入・売却を一時停止していますので、2022年3月現在では、取り扱っている仮想通貨の数は18です。
これらの仮想通貨のうち、FCT・QTUM・IOST・ENJ・OMG・PLTはbitFlyerで取り扱いがありませんので、これらを取引したいならCoincheckで口座を開設したほうが良いかもしれません。
ENJは昨年から注目度が上がってきたゲームで遊びながら仮想通貨を稼げるNFTゲームと関連が深い仮想通貨です。今後も目が離せません。
bitFlyerの取扱通貨
bitFlyerで扱っている仮想通貨は以下の通りです。
BTC (ビットコイン) | ETH (イーサリアム) | ETC (イーサリアムクラシック) |
LSK (リスク) | XRP (リップル) | XEM (ネム) |
LTC (ライトコイン) | BCH (ビットコインキャッシュ) | MONA (モナコイン) |
XLM (ステラルーメン) | BAT (ベーシックアテンショントークン) | LINK (チェーンリンク) |
DOT (ポルカドット) | XTZ (テゾス) | XYM (シンボル) |
bitFlyerで扱っている仮想通貨は、合計15種類。そのうち、Coincheckで扱っていないのはLINK・DOT・XTZの3種類です。
bitFlyerで取り扱いがはじまったLINKは、世界的な大企業と提携していることで知られています。
また、DOTは上場からわずか半年で、取引価格が20倍に跳ね上がった仮想通貨です。
XTZは、フランスの中央銀行が実証実験に用いた仮想通貨として話題になりました。
各種手数料
仮想通貨の取引には手数料が発生します。大事な部分なのでここもチェックしてみましょう。
Coincheck | bitFlyer | |
売買手数料 | 販売所:無料 ※手数料相当額:0.1~5.0%が必要 取引所:無料 | 販売所:無料 取引所:約定数量 × 0.01 ~ 0.15% |
入金手数料 | 銀行振込:無料(振込手数料は顧客負担) それ以外:3万円未満は770円、3万円以上は1,018円 | 無料~330円 ※各銀行の振込手数料は顧客負担 |
出金手数料 | 407円 | 220円~770円 |
まず、Coincheckは販売所・取引所とも原則無料ですが、販売所を利用する際に手数料相当額が必要です。
取引所は、現在無料ですが相場の推移によって有料となる可能性があります。
一方、bitFlyerの販売所手数料は無料です。しかし、スプレッド(売値と買値の価格差)は顧客負担となりますので、こちらも完全無料ではないといえます。
入金手数料については、Coincheckが銀行の振込手数料を除いて無料であるのに対し、bitFlyerは住信SBIネット銀行を利用すると、手数料を無料にできます。
レバレッジ取引の有無
出典:楽天ウォレット 仮想通貨(仮想通貨)のレバレッジ取引のメリットとデメリットとは?
レバレッジ取引とは、証拠金を預け入れることにより所持金以上の取引を可能にする仕組みのことです。仮想通貨の取引では最大レバレッジが2倍と定められています。
結論:どっちも登録しておくのがオススメ
当記事では大手仮想通貨取引所のCoincheckとbitFlyerを比較しました。両者とも実績十分の仮想通貨取引所ですが、それぞれ異なった特徴を持ちます。
Coincheckは取り扱っている仮想通貨数が国内有数の18種類で、bitFlyerで扱っていない仮想通貨も多数あります。
bitFlyerの取扱数は15種類ですが、Coincheckで取り扱っていないLINKやDOT、XTZといった近年話題となった仮想通貨を取り扱っています。