当記事では今後国内NFTの中心となることが予測されるCoincheck NFTについて解説していきます!
・Coincheck NFTの特徴
・Coincheck NFTを使う手順
・他のマーケットとの違い
・よくある疑問
Coincheck NFTってなに?

Coincheck NFT(β版)とは、仮想通貨とNFTを取引するマーケットプレイスのことです。
2021年3月24日にリリースされ、ゲーム内のアイテムやカードなどのNFTを取引することができます。
コインチェックのアカウントがあれば、だれでも手軽にNFTの「出品」「購入」「保持」が可能なマーケットです。
コインチェックは「アプリダウンロード1位、ユーザー数256万以上※」の大手企業なので、安心して利用できます。
※参考:Ruby Association|コインチェック株式会社について(最終閲覧日2022年3月23日)
Coincheck NFTの特徴

【Coincheck NFTの特徴一覧】
取扱通貨数 | 15種類 |
ガス代(ネットワーク手数料) | 無料 |
取り引き最低額 | 500円相当 |
レバレッジ取引 | なし |
入金手数料 | 銀行振込:無料 コンビニ、クイック出金:770円 |
出金手数料 | 407円 |
送金手数料 | 0.005ETH |
スマホアプリ | あり (Coincheck NFTアプリはAndroidのみ) |
取扱商品 | CryptoSpells The Sandbox NFTトレカ Sorare Meebits TOMO KOIZUMI |
Coincheck NFTの特徴を3つ紹介します。
①ガス代(手数料)がかからない
②取引できる通貨の種類が多い
詳しくみていきましょう。
①ガス代(手数料)がかからない
Coincheck NFTは、取引にかかるガス代が無料です。
基本的にNFTを取引(出品、購入)する際には、どのマーケットプレイスでもガス代とよばれる「ネットワーク手数料」がかかります。
大手のマーケットプレイス「オープンシ-」でも、現在(2022年3月時点)は5,000〜15,000円※のガス代が発生しているのです。
※変動あり
これはNFT売買の課題の1つでしたが、Coincheck NFTでの取引にはガス代が一切かかりません。
取引にムダな費用がかからない点が魅力の1つだと言えますね。
②取引できる通貨の種類が多い
基本的にNFTの取引には、イーサリアム通貨(ETH)が使われます。
ただCoincheck NFTは、ETH以外にも扱っている通貨の種類が多いです。
取扱通貨 |
・ビットコイン(BTC) ・イーサ(ETH) ・リスク(LSK) ・リップル(XRP) ・ネム(XEM) ・ライトコイン(LTC) ・ビットコインキャッシュ(BCH) ・モナコイン(MONA) ・ステラルーメン(XLM) ・クアンタム(QTUM) ・ベーシックアテンショントークン(BAT) ・アイオーエスティー(IOST) ・エンジンコイン(ENJ) ・オーエムジー(OMG) ・パレットトークン(PLT) |
その他にも、コインチェックが扱っている通貨は18種類(2022年3月時点)あります。
今後はCoincheck NFTで使える通貨がもっと増え、「自分の持っている通貨がない」ことが起きなくなるでしょう。
OpenSeaとの違い

OpenSeaは、世界で有名なマーケットプレイスの1つです。
では、Coincheck NFTとどういった違いがあるのでしょうか。
【Coincheck NFTとOpenSeaの違い】
Coincheck NFT | OpenSea | |
利用者数(2022年1月時点) | 国内大手(7.8万人以上) | 世界最大 |
リリース | 2021年3月 | 2017年10月 |
ガス代 | 無料 | あり |
出品手数料 | 無料 | 無料 |
販売手数料 | 10% | 2.5% |
マーケットプレイスの規模は、歴史のあるOpenSeaに軍配が上がります。
しかし、Coincheck NFTの最大の特徴は「ガス代」がかからないことです。
まだ始まったばかりなので、今後はさらに期待できるNFTマーケットプレイスだと言えますね。
Coincheck NFTを使う手順|5ステップ

それでは、Coincheck NFTを使う手順を5ステップで解説します。
STEP1:コインチェックの口座開設をする

Coincheck NFTを利用するには、コインチェックの無料口座開設をしましょう。なぜなら、すべてのNFTが仮想通貨で取引されるからです。
コインチェックで仮想通貨を管理することで、Coincheck NFTでスムーズに取引ができます。
コインチェックの口座開設手順は、以下のとおりです。
①コインチェック公式サイトでアカウント登録
②利用規約に同意する
③本人確認
④2段階認証
⑤登録完了

口座開設後にログインすれば、サイドバー「Coincheck NFT(β版)」を選択し、利用規約に同意することでCoincheck NFTの登録が完了です。


STEP2:ウォレットを登録する
NFTの取引には「ウォレット」とよばれるウェブ上のサイフが必要です。NFTの取引は、ウォレットを通じて「入庫&出庫」の作業を行います。
おすすめのウォレットは「メタマスク」です。Google Chromeのブラウザを使用すれば、だれでも簡単に登録することができますよ。

メタマスクに登録できたら、以下の手順でCoincheck NFTと連携させましょう。
①Coincheck NFT(β版)を選択
②マイページで「メタマスク」をインストール

引用:CoincheckNFT(β版)とは?使い方や取扱い商品を解説!
③「メタマスクに接続」をクリック

引用:CoincheckNFT(β版)とは?使い方や取扱い商品を解説!
④連携が完了
STEP3:仮想通貨をウォレットに送金する
NFTの取引を行うために、仮想通貨をウォレットに送金しましょう。
仮想通貨取引所にある通貨は「銀行に預けているお金」と同じ状態です。自分の財布にお金を下ろして使うように、仮想通貨もウォレットに送金して使います。
Coincheck NFTでの取引で使われる通貨は「ETH」がメインです。ETHをウォレットに送り、スムーズに取引ができる状態にしておきましょう。
STEP4:NFTを購入する

引用:CoincheckNFT(β版)とは?使い方や取扱い商品を解説!
NFTを購入する方法を紹介します。
手順は以下のとおり。
①Coincheck NFTで購入したいNFT※をクリック
※画像の左上に「出品中」と記載されているものだけ購入できる

②金額が「ETH」と「日本円」で記載されている

③「購入確認」→「購入」をクリックすれば完了
NFTの出庫方法
購入したNFTアイテムをゲームで使う場合、Coincheck NFTからメタマスクに出庫する必要があります。
出庫手順は、以下のとおり。
①Coincheck NFTのマイページ
②出庫するNFTをクリック

引用:CoincheckNFT(β版)とは?使い方や取扱い商品を解説!
③「出庫」をクリック
④出庫先を選択

引用:CoincheckNFT(β版)とは?使い方や取扱い商品を解説!
⑤「出庫」をクリック
⑥完了
出庫には「0.02ETHの手数料」がかかるので、注意してくださいね。
STEP5:NFTを出品する
NFTを出品するには、以下3つの手順で進めます。
①トークンIDを探す
②入庫
③出品
それぞれ解説します。
①トークンIDを探す
まず、NFTの入庫に必要となるトークンIDを探します。
1.「メタマスク」を開く
2.NFTのトランザクションを選択
3.「↗」マークをクリック

引用:CoincheckNFT(β版)とは?使い方や取扱い商品を解説!
4.「Tokens Transferred」にトークンIDが記載されている
②入庫方法
トークンIDが分かったら、入庫作業に移ります。
1.サイドバーからCoincheck NFT(β版)を選択
2.マイページで「メタマスクから入庫」をクリック

引用:CoincheckNFT(β版)とは?使い方や取扱い商品を解説!
3.「入庫するNFT」と「トークンID」を入力
引用:CoincheckNFT(β版)とは?使い方や取扱い商品を解説!
4.「入庫」をクリック
5.完了
③出品方法
Coincheck NFTに入庫できたら、出品作業に移ります。
1.Coincheck NFTのマイページで、出品するNFTをクリック

引用:CoincheckNFT(β版)とは?使い方や取扱い商品を解説!
2.「出品」をクリック
3.出品の編集で「受け取る通貨」と「出品金額」を入力

引用:CoincheckNFT(β版)とは?使い方や取扱い商品を解説!
4.「出品」をクリック
5.出品完了
よくある質問

Coincheck NFTについて、よくある質問にお答えします。
NFTと仮想通貨の違いは?
ひとことで表すと、代えがきくものが「仮想通貨」、代えがきかないものが「NFT」です。
たとえば、Aさんの持っている「1BTC」とBさんの持っている「1BTC」は同じ価値です。
しかし、Aさんの書いた「絵」とBさんの書いた「絵」の場合、同じ「絵」でも価値が違いますよね。このようにNFTは、代えのきかない価値があるものを指します。
ガス代ってなに?
ガス代とは、イーサリアム上のブロックチェーンを利用する際にかかる「ネットワーク手数料」のことです。
仮想通貨の取引が増えるとガス代も増えるため、日々変動があります。
他のマーケットプレイスとの違いは?
決定的な違いは、コストが低いこと。
コインチェックは「ガス代が無料」であるうえに「送金手数料:0.005ETH」と低コストです。
他に有名なマーケットプレイスの特徴は、以下のとおりです。
・オープンシ-(OpenSea):世界最大のマーケットプレイス
・スーパーレア(SuperRare):トップクリエイターの作品のみを扱う
・ミーム(Miime):クレジットカードでの決済が可能
はじめてNFT取引をする方は、利用者が多く安心して取引できる「オープンシ-」か「Coincheck NFT」がおすすめです。
日本円に換金するには?
仮想通貨取引所で「ETH↔日本円」の交換が可能です。
NFTの売買で得た仮想通貨は、取引所で換金を行ってください。
コインチェックの口座がなくても、Coincheck NFTを利用できる?
利用できません。
Coincheck NFTを利用するためには、「コインチェックの口座」を持っていることが条件です。
Coincheck NFTについて まとめ

今回はCoincheck NFTについて解説しました。
Coincheck NFTの最大の特徴は、ガス代を含むコストが低いこと。
Coincheck NFTを利用するためには「コインチェック」と「メタマスク」の登録が必要です。
まだ登録してない方は、こちらから登録しておきましょう。

