すでに多くの企業がその可能性を感じ、メタバースへ参入を進めています。
この記事ではメタバースの始め方や人気のプラットフォームなどについて解説します。
「これからメタバースを楽しみたい!」と考えている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
そもそもメタバースとは?
そもそもメタバースがどんなものかわからない……という方も多いのではないでしょうか。
ここではまずメタバースがどんなものなのかを解説します。
メタバースは3Dの仮想空間
メタバースの概念は僕たちの生活にも深く浸透しています。
例えば、一時期ブームとなった「どうぶつの森」や「フォートナイト」などもメタバースの一種です。
メタバースをかんたんに説明すると、「3D上の仮想空間」です。
つまり、現実世界からアクセス可能な「もうひとつの世界」です。
メタバースで稼げるって本当?
メタバースを使って稼ぐことができるのは事実です。
例えば以下のような方法で稼ぐことができます。
・ゲームをプレイして仮想通貨を獲得(Play to Earn)
・アイテムやキャラクターを売買する(NFT)
仮想通貨取引所を介せば、リアルマネーへの変換が可能です。
例えば、東アジアユーザーに人気のAxie infinityというゲーム。
フィリピンでは、1ヶ月間の平均収益は1,200ドルに達します。
これは日本円にして約14万円にあたり、いかに収益性が高いかを物語っているでしょう。
NFTとは非代替性トークンと呼ばれ、固有の価値を持つデジタルデータです。
そのためNFTに価値や需要が生まれ、売買が活発に行われているのです。
メタバースの始め方を4ステップで解説!
メタバースを始めるのって何だか複雑そう……
といったように、敬遠している方も少なくないでしょう。
しかし、始め方自体はそれほど難しくなく、4つのステップで完了します。
①仮想通貨取引所で口座開設
②仮想通貨の購入
③ウォレットの作成と仮想通貨の送金
④メタバースとウォレットの連携
あなたもいっしょにメタバース世界を体感してみましょう!
①仮想通貨取引所で口座開設
まずは仮想通貨取引所で口座開設を行います。
メタバースの種類によっては事前に仮想通貨が必要な場合もあります。
例えば、ゲームを進めるのに必要なモンスターやカードの購入などです。
あらかじめ仮想通貨を準備しておくとゲームをスムーズに進められます。
国内最大手の仮想通貨取引所であり、シンプルな画面で初心者にも取り扱いやすいのが特徴です。
②仮想通貨の購入
仮想通貨取引所の口座開設が済んだら口座に入金を行い、実際に仮想通貨を購入していきます。
ここで購入するのはビットコイン・イーサリアムなどです。
購入したコインは外部のマーケットプレイスなどで使用ができます。
しかし、ゲーム内通貨を使って売買する場合は、海外取引所の経由が必要です。
ゲーム内通貨は国内取引所で取り扱っていないため、仮想通貨を換金しなければなりません。
③ウォレットの作成と仮想通貨の送金
仮想通貨を購入しただけでは、メタバース上で使用できません。
ウォレットを準備して仮想通貨の送金を行いましょう。
ウォレットとは仮想通貨専用のお財布です。
購入した仮想通貨をウォレットに移すことでNFTの売買が行えます。
一般的なのはMetaMaskを利用したやり方です。
※MetaMaskについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
④メタバースとウォレットの連携
メタバースをスタートするためには、ウォレットとの連携が必要な場合があります。
仮想通貨を移動させたウォレットを準備し、メタバースプラットフォームと連携していきましょう。
MetaMaskの場合は、メタバース登録時に自動的にポップアップが表示されます。
記載されている手順通りに登録を進めていきましょう。
メタバースを始めるための注意点
新しい概念であるほど、不安はつきものですよね。
もちろん、メタバースに対しても同じことがいえます。
メタバースを始める前に、しっかりと注意点を理解しておきましょう。
ウォレットのリカバリーフレーズは漏らさない
MetaMaskでは「リカバリーフレーズ」を設定します。
簡単にいえば、ウォレットへアクセスできなくなった時のパスワードです。
万が一、リカバリーフレーズが漏れてしまうと、ウォレット内の資産が盗まれる可能性も…
普通であればリカバリーフレーズを聞き出すことはありません。
仮に聞かれたとしても、安易に漏らさないように注意しましょう。
詐欺や偽物のサイトが存在する
残念ながらメタバースやNFTは、まだ法整備等が整っていないのが現状。
その隙をついて詐欺アプリや偽物のサイトなどが横行しています。
例えば過去には、GoogleplayにてMetaMaskの偽物が配信されるといった行為も報告されています。
自身の資産や情報を守るためにも、慎重に情報を見極める必要があるでしょう。
メタバースの人気プラットフォームは?
メタバースではさまざまなプラットフォームが提供されています。
ここでは中でも人気を集めているメタバースのゲームについて紹介します。
どれも初心者でも操作に戸惑うことなく、進められるものばかりなのでおすすめです。
The Sandbox
ゲームジャンル | シミュレーション |
対応デバイス | Windows/Mac iOS/Android |
ゲーム内通貨 | SAND |
初期費用 | 無料 |
日本語対応 | あり |
リリース日 | 2012年 |
- 3Dのボクセル空間を自由に探索できる!
- 土地やアイテムなどはNFTのため売買可能!
- オリジナルゲームやキャラクターのクリエイト機能を搭載!
The Sandboxはボクセルアートで構成されているNFTゲームです。
サンドボックスゲームのひとつで、目的を作らず何をしても自由なゲーム性となっています。
分かりやすく説明すると、マインクラフトに稼ぐ要素を追加したようなイメージです。
このゲームの特徴は、ゲーム内で土地の売買が行えることです。
購入した土地上にオリジナルゲームの制作や土地を貸し出して稼ぐことができます。
また、他のプレイヤーが作成したゲームに参加するなど、多様な遊び方や稼ぎ方ができるのがポイントです。
現在はアルファ版の配信を行っており、PCやスマホから誰でもプレイができます。
Axie infinity
ゲームジャンル | モンスター育成型対戦ゲーム |
対応デバイス | Windows/Mac Android |
ゲーム内通貨 | SLP/AXS |
初期費用 | 3体のアクシー購入が必要 |
日本語対応 | なし(2021年3月現在) |
リリース日 | 2018年 |
- 対人戦などを通してゲーム内通貨を稼げる!
- モンスターやアイテムはNFTのため売買可能!
- ゲーム内通貨は日本円に換金可能!
Axie infinityはモンスターの育成・対戦を行うNFTゲームです。
感覚としてはカードゲームに近く、モンスターのスキルを利用した戦術性の高い対戦が楽しめます。
モンスターはアクシーと呼ばれ、それぞれがNFT化されています。
ゲームスタートには3体のアクシーを準備する必要があるため、初期投資が必要です。
育成だけでなく、アクシー同士を掛け合わせて新たなアクシーを生み出すことも可能。
強いアクシーは攻略に不可欠なため、マーケットプレイスで高値で取引されています。
世界中に多くのユーザーがおり、ゲームプレイだけで生計を立てる人が生まれるほどの人気を誇るゲームです。
Decentraland
ゲームジャンル | オープンワールドゲーム |
対応デバイス | Windows/Mac |
ゲーム内通貨 | MANA |
初期費用 | 無料 |
日本語対応 | なし(2021年3月現在) |
リリース日 | 2015年 |
- ポリゴンチックでリアルな空間を自由に探索できる!
- カジノやNFT売買で稼ぐことができる!
- 大手企業とコラボしたイベントが満載!
誕生は2015年とメタバースとしては歴史のあるゲームです。
仮想空間内を自由に探索でき、他のプレイヤーとの交流が行えます。
特徴としては他のゲームよりも「経済活動」に特化している点です。
仮想空間内でNFTの売買が完結するため、よりメタバースを身近に実感できるでしょう。
The Sandbox同様に土地の売買が可能であり、ユーザーがデザインした建物やアートなどの見物が可能です。
また、コカコーラやアタリなどの大手企業とコラボし、イベントの開催も頻繁に行われています。
まとめ:4つのステップで今すぐメタバースを始めよう!
メタバースの概念や始め方について解説しました。
メタバースの始め方は難しいものではなく、4つのステップで簡単にスタートできます。
①仮想通貨取引所(コインチェック)で口座開設
②仮想通貨の購入
③ウォレットの作成と仮想通貨の送金
④メタバースとウォレットの連携
時代の最先端、メタバースの世界を体験してみてください。